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躁鬱病の基礎知識

躁鬱病の経過

躁鬱病は生活環境や、内因的ストレスが誘発されて発症する事もありますが、根本的には先天的な神経伝達物質の異常により躁と鬱の状態を繰り返しているので、自然治癒はほとんど期待できず、薬を使って症状の起伏を抑える必要があります。

完治する事はなくても治療を続けていく事で、感情をコントロールしていく事が出来るようになり将来的には薬に頼らないようにする事も可能です。

躁鬱病の経過は、躁状態と鬱状態を繰り返す事と、躁状態と鬱状態の中間の正常な状態の寛解期があり、この状態であれば健常人と何の変りもない事が特徴です。

躁鬱病は躁状態と鬱状態の病相を繰り返えす度に、正常な状態の寛解期が短くなって躁や鬱の状態が長くなり、数年に1回の間隔で躁状態と鬱状態が現れていたのが、次第に回数が増えて1年に何度も躁と鬱を繰り返すラッピッドサイクリングや、うつ状態から躁状態、躁状態からうつ状態に変わる時に、躁と鬱が同時に現れる混合状態の躁鬱混合型に悪化してしまいます。

躁と鬱の混合状態になると、様々なアイデアが次々と浮かんでじっとしていられないという考えや行動は躁状態なのに、気分は憂鬱で死にたくなる鬱状態といった状態です。

躁鬱病用の予防薬をきちんと服用し続ける事で、再発を防いだり例え再発しても症状を軽く済ませる事は可能ですが、一生薬を飲み続ける事は容易な事ではなく、途中で薬の服用を止めて再発を繰り返してしまう事が多くあります。

躁鬱病が直接の原因で死に至る事はありませんが鬱状態に自殺を図ったり、病気を放置して社会生活や人間関係に障害がおこる事が少なくない為、病気も自分の一部として受け入れ、症状が強く出ない用に薬を飲んで抑える事は大切です。

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